1.心構えをしておく

そもそも試験の心構えができていない人は意外と多いものです。ましてや、実務経験を経て受験される方は、「試験」ということ自体が久しぶりではないでしょうか。以下の点に注意しましょう。

①体調を万全に整えておく

国家試験は1月に行われます。感染症、特にインフルエンザが流行する時期でもあります。会場の受験生を見渡すと、明らかに体調が悪くマスクをしている人が多いことに気づくはずです。日常のうがい・手洗いはもちろんのこと、念のために予防接種を受けておきましょう。

②暖かくしておく

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広い会場では暖房は入っていても効きがイマイチということもあります。寒すぎて集中力を欠いてしまったり、おなかが痛くなったり…、ということも少なくありません。

ですから、暖かい格好をしていきましょう。ヒートテックの肌着類は強い味方になるはずです。また、女性の方は膝掛けなどを用意しておきましょう。

当校の職員も前回の国家試験を受験しましたが、ホッカイロが心強い味方になったおかげでの合格だったそうですよ♪

③筆記用具を忘れずに

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「そんな馬鹿な」と思われるかもしれませんが、意外と多いのが筆記用具を忘れるということです。試験はマークシートですから、シャープペンシルでは塗りつぶすのに時間がかかってしまいます。必ずHB以上の濃い鉛筆を複数用意しておきましょう。もちろん、消しゴムも必須です。

因みに湘南国際アカデミーの受験対策講座を受験した方達には、合格祈願グッズとして鉛筆と鉛筆削りをプレゼントしています。鉛筆はもちろん2Bです。

受験票にはHBで書くようにとの指示がありますが、マークシートには2Bのほうが芯が柔らかくはっきりと記入できるため、消しゴムを使う際もきれいに消せますよ♪

試験数日前からカバンの中に入れておいてもよいでしょう。

④交通機関を確認しておく

試験は日曜日に行われますから、休日ダイヤになります。一回は実際の交通機関を乗り継ぎながら、会場に行ってみましょう。初めての場所でも多少なりとも慣れておけば、当日の緊張感も少しは和らぐはずです。

また、場所によっては、バスに乗らなければならないこともあります。多くの受験生が、同じような時間帯に殺到しますから、バス会社が臨時便を出してくれることもあります。それでも、早めに会場に着くようにしておきましょう。早く着いたからといってムダなことはないはずです。

2.試験について知る

①合格率

介護福祉士国家試験は平成元年に第1回目が行われました。その時の合格率は23.2%でした。しかし、平成24年度以降の合格率は60%以上を推移しています。国家試験としては比較的高い水準の合格率です。

だからといって、決して侮ってはいけませんが、基本的に知っておかなければならないことを、確実におさえておけば合格ラインに届くはずです。

②試験科目と問題数

試験科目と問題数は以下の通りです。12科目で合計120問となります。

受験カリキュラム

③合格基準

合格するためには、2つの基準を満たす必要があります。

  • 総得点の60%程度を基準として、問題の難易度で補正した点数以上を得点すること。

120点満点の60%ですから、72点となります。ただし、受験者全員が高得点であった場合は、72点でも不合格になる可能性があります。逆に、受験者全員の得点が低ければ、70点でも合格になる可能性もあるということです。

その年によって、かなりばらつきがありますから、85点くらいを目指しておきましょう。

  • ①~⑩の科目群のすべてに得点すること。

科目とは別に①~⑩の科目群が設定されています。これらの科目群のうち1科目でも0点があれば、合計得点がたとえ100点以上であったとしても不合格になります。

ムラなく学習しておかなければなりません。

3.合格するために

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①問題に慣れる

過去問題をひたすら解きましょう。出題傾向が見えてきます。また、ただ漫然と解くのではなく、解くまでにかかる時間なども計測しておきます。1問を解くのにかけられる時間は、およそ1分30秒です。それ以上の時間をかけてしまうと、すべての問題を解くことができなくなります。また、見直しもできなくなってしまいます。ただし、制度をはじめ毎年若干の変更が生じるため、過去問にとらわれ過ぎると間違いにつながりますので、予想問題にも取り組みかつ受験対策講座を受講するのも有効な手段です。

②マークシートに慣れる

意外と多いのが回答欄を間違えて塗りつぶしてしまうというマークシートのズレです。解答を進めているうちにふと気がついて、慌てて消して修正する、なんて受験生も多いようです。その際に、問題用紙に解答をチェックしていなかったとしたら、どこからズレていたのかわからないため、もう一度問題を読まなければならなくなります。もうこうなると目も当てられない事態です。

問題用紙には解答をチェックしておき、自己採点できるようにしておくことが基本です。

また、過去問題集を購入する際には、マークシートのサンプルがついているものを選ぶことをお勧めします。コピーして使用し、マークシート自体にも慣れておきましょう。

③捨てる問題を見きわめる

どんな試験でも、満点が続出してしまっては成り立ちません。そのために一定数、難問やレアな問題が含まれているのです。合格率が低い試験では、こうした問題も取りこぼしてはいけないのですが、介護福祉士の国家試験の合格率は60%以上を維持していますから、当然わかっていけなければならないような基本的な事項をおさえておけば合格ラインに届くはずです。

わからない問題があっても落ち込まずに、「これは捨てる問題だ」と開き直ることも大切です。そのためには、過去問題を解いて、出題傾向を知っておくことが大切です。

上記三つは、とてもシンプルですが合格者のほとんどの方たちが①をはじめこれらの方法を実践していると言われています。

まずは、過去問を手あたり次第チャレンジしてみましょう。毎年6月、7月になると新年度用の受験対策テキストや予想問題集が書店に並び始めるます。8月になると様々な学校にて実戦さながらの模擬試験も受けられますので、それらもチャレンジして自分の弱点を見つけてください。そして予算的に可能でしたら弱点を克服するために受験対策講座で正しい知識を学び直してから、改めて模擬試験などを行う。そしてまた不明な点が見つかったら受験対策テキストで調べなおしていくことで、精度が上がっていきます。

忍耐強く諦めずに少しづつでも学びを進めてみましょう。少しづつでも続けていくごとで必ず前に前進していけますよ。

ご自分の今までの経験と努力、ご自分の力を信じてくださいね。

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