介護福祉士筆記試験 解答&解説

第28回介護福祉士筆記試験問題 解答と解説【89】

第28回介護福祉士筆記試験問題 解答と解説【89】

問題89         高次脳機能障害(higher brain dysfunction)の注意障害に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

1     同時に2つ以上のことに気配りできない。

2     突然興奮したり、怒りだしたりする。

3     日常生活を計画して実行できない。

4     物の置き場所を忘れる。

5     1つのことにこだわって他のことができない。

 

★解答・・・・・・1

★解説

高次脳機能障害の症状は大きく4つの障害に分類される。

① 記憶障害

新しいことを覚えることが困難となる「前向性健忘」と、昔のことが思い出せなくなる「逆向性健忘」とがある。「4 物の置き場所を忘れる」がこれに該当する。

② 注意障害

物事に集中して取り組むことができず、ちょっとしたことで気が散ってしまう。会話や思考がとぎれとぎれになり、まとまりのない会話になったり、行動の内容に一貫性がなくなったりする。「1 同時に2つ以上のことに気配りできない」がこれに該当する。

③ 遂行機能障害

計画を立てて行動したり、周囲の変化する状況に対応できなくなる。書いたり、計算したりするなど、一つ一つバラバラな作業をさせても問題がないことが多いが、これらを組み合わせてやろうとすると要領よくできず、作業に支障が出てくる。「3 日常生活を計画して実行できない」がこれに該当する。

④ 社会的行動障害

怒鳴り散らす、暴力的で子どもじみた行動を起こすなどや、急に泣き出したと思ったら、急に怒り出したりする。一方で、感情を失って無関心になることもある。「2 突然興奮したり、怒りだしたりする」がこれに該当する」

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