介護福祉士筆記試験 解答&解説

第28回介護福祉士筆記試験問題 解答と解説【87】

第28回介護福祉士筆記試験問題 解答と解説【87】

試験直前なので、どしどし解答と解説を載せていきます!

是非参考にしてください。

『障害の理解』

問題87         障害者の権利に関する条約で、国際条約上初めて取り上げられた概念として、正しいものを1つ選びなさい。

1     完全参加と平等

2     ノーマライゼーション(normalization)

3     障害の予防

4     共生社会

5     合理的配慮

 

★解答・・・・・・5

★解説

障害者の権利に関する条約とは、障害者の人権及び基本的自由の享有を確保し、障害者の固有の尊厳の尊重を促進することを目的として、障害者の権利の実現のための措置等について定めるものである。

(1)一般原則・・・・・障害者の尊厳、自律及び自立の尊重,無差別、社会への完全かつ効果的な参加及び包容等

(2)一般的義務・・・・・合理的配慮の実施を怠ることを含め、障害に基づくいかなる差別もなしに、すべての障害者のあらゆる人権及び基本的自由を完全に実現することを確保し、及び促進すること等

(3)障害者の権利実現のための措置・・・・・身体の自由、拷問の禁止、表現の自由等の自由権的権利及び教育、労働等の社会権的権利について締約国がとるべき措置等を規定。社会権的権利の実現については漸進的に達成することを許容

(4)条約の実施のための仕組み・・・・・条約の実施及び監視のための国内の枠組みの設置。障害者の権利に関する委員会における各締約国からの報告の検討

これらのうち、国際条約上、はじめて取り上げられた概念は、「合理的配慮の実施」という点がある。これを踏まえてわが国では、平成28年4月より「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」(障害者差別解消法)が施行され、その中において合理的配慮を求める内容が含まれることとなった。

 

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