介護福祉士筆記試験 解答&解説

第28回介護福祉士筆記試験問題 解答と解説【29】

第28回介護福祉士筆記試験問題 解答と解説【29】

繰り返し過去の問題を見直していくことで、出題傾向も見えてきます。

是非参考にしてください。

『介護の基本』

問題29         リスクマネジメントに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1     細心の準備をすれば、事故は起こらない。

2     小さな介護事故は、個人で対応する。

3     介護事故の報告を済ませたら、その後の対応は組織の代表者に一任すればよい。

4     介護業務に慣れると事故は起こらない。

5     ヒヤリ・ハット事例の収集・分析が、事故を防ぐことにつながる。

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★解答・・・・・・5

★解説

介護におけるリスクマネジメントとは、事故を防止するための方策を考えたり、起こる可能性のある事故について重大事故につながらないように軽減する方策を考えたりするプロセスをいう。

1     細心の準備をすることは非常に重要なことであるが、事故というものは予想不能な、思わぬところに潜んでいる可能性があるため、必ずしも起こらないとは言えない。

2     些細な事故であっても、報告し、チーム内でその情報を共有することがリスクマネジメントでは大切である。

3     事故が発生した後の対応としては、事故の状況によって、受診の必要性や、家族への連絡など、さまざまな対応が出てくるため、チームでの対応が必要となる。報告者もチームの一員としての役割を持つため、一任することがリスクマネジメントとは言えない。

4     介護業務になれてくると、そこに油断などが出てくる。むしろ、慣れたときこそ、事故へのリスクが高くなっていることを自覚する必要がある。

5     ハーバート・ウィリアム・ハインリッヒは、5,000件以上に及ぶ労働災害を調べ、1件の重大事故の背景には、29件の軽い「事故・災害」が起きており、さらに事故には至らなかったものの、一歩間違えば大惨事になっていた「ヒヤリ・ハット」する事例が300件潜んでいるという法則性(下図)を示した。

介福問題マーク1

したがって、1件の重大事故を防止するためには、300件のヒヤリ・ハット事例を防止することが重要であり、これらを分析・収集することが必要である。

 

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